営業活動と言えば、顧客先まで営業担当者が出向いて商品やサービスの説明や契約を行うことが当たり前でしたが、近年では「顧客先に営業担当者が出向かない」営業方法が注目を浴びています。
それが「インサイドセールス」です。
インサイドセールスは従来の方法に比べて、効率的に成果が見込めると評判です。
しかしどのようにインサイドセールスを導入するのが良いのか、悩むところではないでしょうか?
そんな時に検討していただきたいのが、インサイドセールスツールです!
今回は世間に数多く展開されているインサイドセールスツールの中からおすすめ21選の特徴をまとめたので、比較検討する際の参考にしてください。
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このページの目次
インサイドセールスとは、営業担当者が顧客先を直接訪問せずに自社や街中のカフェなどに居ながらにして、インターネット環境を利用して行う営業体系を指します。
インサイドセールスは元々アメリカ発祥の営業形態です。国土の広いアメリカでは実際に顧客を訪問することが困難なケースが多く、新たな手法が生まれました。
これまでのように顧客先に直接出向いて営業活動を行うことはフィールドセールスと言います。
日本でインサイドセールスが増加した背景には近年の人手不足や働き方改革による残業削減などで、より効率的な進め方が必要になったことがあげられます。
これまでのフィールドセールスでは1日に対応できる商談はせいぜい4、5件に留まるところを、インサイドセールスでは移動時間が短縮できるため10件前後の商談に対応可能となります。
従来要していた顧客先への移動時間が無くなるため、残業時間の短縮にもつながります。
また商談場所を問わないので時短勤務や在宅勤務を望む従業員にも対応でき、人員不足の解消にも一役買っています。
このようなインサイドセールスをサポートするツールが「インサイドセールスツール」です。
インサイドセールスツールは機能が多方面に渡りますが、今回は下記の4機能をピックアップしました。
・営業活動の成果や進捗、課題の発見と解決につなげるための営業支援「SFA(Sales Force Automation)」
・新規顧客の発掘と“お得意様”へつなげる活動をサポートする「MA(Marketing Automation)」
・遠方の顧客や取引先とのコミュニケーションをサポートする「IP電話」
・過去の人脈をトータルで管理し、商談につなげるための「法人向け名刺管理」
各機能それぞれに導入のメリットがあるため、まずはこれからご紹介する4機能の導入から始めてみてはいかがでしょうか。
画像出展元:「Salesforce Sales Cloud」公式HP
Salesforceは世界で15万社以上が導入、CRMにおいては世界でNO.1シェアを誇ります。CRMとSFAとの連携を得意としているシステムです。
顧客を発掘・管理するだけでなく、集めた顧客を売上につなげるために営業力を強化することを目指しています。取引先や営業活動を管理するにも最適です。見積もり・請求書の管理も効率化できるでしょう。
・顧客、案件情報を一元管理
・チーム全体の売上予測を可視化
・企業情報をグラフやチャートで表示可能
・アプリを使っていつでも顧客情報を確認できる
分かりすい管理画面と精度の高い分析に定評があります。
Salesforce Essentials | Lightning Professional | Lightning Enterprise | Lightning Unlimited | |
月額費用 | 3,000円/ユーザー | 9,000円/ユーザー | 18,000円/ユーザー | 36,000円/ユーザー |
Sales Cloudを本格稼働させると同時に、勤怠管理・工数管理・経費精算などの機能をひとつに融合したクラウドプラットフォームであるチームスピリットを導入。各プロジェクトの採算や、エンジニアごとの売上がひと目でわかるようになり、各プロジェクトにどの程度のリソースを投入すべきかを的確に判断できるようになりました。
画像出典元:「eセールスマネージャーRemix Cloud」公式HP
「eセールスマネージャーRemix Cloud」は日本の営業に合うように作られた純国産のSFAツールです。
Salesforce社はアメリカの企業ですが、国土が広いアメリカと日本とでは営業スタイルが違うことに目を付け、足で得意先を回ることを前提とした日本の営業スタイルに合う作りとなっています。
営業活動を可視化し、業務の効率化が期待できる点は他のSFAツールと同じですが、CRMのための機能が多く搭載されています。
スケジュールシェアプランはグループウェアのみを利用できるプランです。営業管理・顧客管理に必要な機能を利用するにはスタンダードプランの契約が必要となります。
スタンダードプラン | ナレッジシェアプラン | スケジュールシェアプラン | |
月額費用 | 6,000円~ | 2,000円~ | 1,000円~ |
eセールスマネージャーRemix Cloudの特徴と料金を徹底解説!!
この記事ではeセールスマネージャーRemix Cloudの特徴・料金や価格などをご紹介し、他のSFAシステムの比較も徹底解説していきます!
画像出典元:「GeAIne」公式HP
営業リストを大量に所有しているけれども、そこからアポイントの獲得につなげることが難しいと感じている企業に適しています。人工知能技術を使って新規開拓営業にかかる膨大な時間やストレスを軽減し、営業業務を大幅に効率化してくれる優れたツールです。
月額4万円から利用できますが、詳細はお問い合わせが必要です。(2,000社/月メール送信可能)
2週間無料トライアルプランが用意されています。(30社にメール送信可能)
画像出典元:「Pardot」公式HP
初期費用 | Growth | Plus | Advanced | 無料お試し |
0円 | 150,000円/月 | 300,000円/月 | 480,000円/月 | × |
マーケティングチームと営業チームの効果的な連携を実現できるSalesforce Engage for Pardotを利用する場合は、月6,000円/1ユーザーが必要です。
利用方法などのドキュメントやナレッジが多くあるため、割とすんなりと利用できました。たまにレスポンスが悪いことがあります。
(IT関連:従業員500人以上)
大量のデータを管理できる点は便利です。貴重な顧客データを個人スタッフが管理するリスクから解放されます。ただ、ルールが多いので、使いこなすまでに時間がかかります。
詳細はこちらの資料をご覧ください。
画像出典元:「b→dash」公式HP
初期費用 | 月額費用 | 無料お試し |
要問合せ | 300,000円 | × |
初期費用なしで月額5万円から利用できるb→dash Liteもあります。
長年蓄積した膨大なデータを活用すべく、 データマーケティングツールb→dashを導入した。今までできなかったOne to Oneマーケティングをスポーツ領域で実現できました。
(球団)
非常に使いやすいです。ただ最初の設定に時間がかかります。
(広告関連)
こちらの資料から詳細をご覧いただけます。
画像出典元:「MAJIN」公式HP
初期費用 | 月額費用 | 無料お試し |
100,000円 | 100,000円 | 30日 |
オンラインサポートは無料です。
導入時のサポートや導入後のコンサルティングには費用が発生します。
(スタートダッシュサポート:200,000円 コンサルティング:月1,000,000円)
稼働開始までの設定項目が少なく使いやすかったです。他のサービスとの連携ができないところが不満です。
(製造業:従業員500人以上)
cookie状態の匿名顧客から、実名化した見込顧客までコミュニケーションでき、役立っています。ただ、ランディングページを作れないのが不便。キャンペーンなどでページを作りたい時もあるので、そこは改善してほしい。(製造業:従業員500人以上)
画像出典元:「List Finder」公式HP
初期費用 | ライト | スタンダード | プレミアム | 無料お試し |
100,000円 | 39,800円~/月 | 59,800円~/月 | 79,800円~/月 | 20日 |
PV数・顧客データ数に応じて、課金される従量課金制ですが、基本プランでも50,000PV・顧客数5,000件まで管理できるので、ほとんどの企業が39,800円で運用できています。
サポート費用は無料です。
メール配信業務を効率化したかった。また、Webサイトのリニューアルの時期が重なったので、アクセス分析が簡単に行えるList Finderを選びました。
(経営コンサルティング:従業員約30人)
「使いやすさ」と「コスパ」が 乗り換えの決め手です。(システム開発:従業員約600人)
画像出典元:「Liny」公式HP
初期費用 | スタート | ベーシック | プレミアム | 無料お試し |
49,800円 | 5,000円/月 | 39,800円/月 | 69,800円/月 | 3ヵ月 |
1年間の最低契約期間があります。
顧客にあわせたオリジナルの画面を作成が簡単にできる。他ツールと比較してLinyに決めた理由は使いやすさ。
(ブライダルプロデュース)
スタッフ1人でも設計・運用可能です。直感的に操作できるので、急に配信が必要になった時でも2時間でコンテンツを作成できました。(県庁担当者)
「MiiTel」は、AIによる通話解析を利用した営業電話の成約率を向上させるIP電話システムです。
通話内容を解析し可視化することによるスコアリングで、客観的評価が行えます。
また、Salesforce(セールスフォース)、kintone(キントーン)など顧客管理システムとの連携で顧客ごとの一元管理が可能。
テレアポメンバーの教育コストを抑えたい、成約率を向上させたいと考えている企業にはおすすめのシステムです。
・AIによる会話解析で採点
・解析結果をグラフ化できる
・CRM連携で顧客ごとの一元管理が可能
初期費用は0円で、1IDあたり毎月 5,980円から利用できます。
10ID以下の場合は、この他に事務手数料がかかります。
画像出典元:「050plus」公式HP
「pickupon」は営業に特化したクラウド型IP電話です。
その最大の特徴は電話での会話を自動で録音しテキスト化することです。「pickupon」では、CRMやSFAと連携し、自動入力が可能になります。
AIを活用した会話分析によって、顧客の発言から重要箇所を抽出し、記録として残す機能も搭載しています。
また導入も簡単です。必要なのは最新のChromeがインストールされたパソコンとヘッドセットのみです。特別な設置工事は一切必要ありません。「pickupon」から電話番号が割り当てられた後、最短で即日の利用が可能です。
1IDあたり月額6,000円(税別)です。電話をかけずに閲覧するだけの閲覧アカウントは無料で利用できます。
「050plus」はスマホで使えるIP電話アプリです。固定電話を持つNTTからの発表は「相打ちになるのでは?」と当時話題になりました。
固定電話や他社携帯電話への通話料金が通常よりも安くなるだけでなく、海外からでも日本と同じ通話料で電話をかけられる点が魅力です。
月々324円(税込)で留守電機能などを追加料金なしで利用でき、非常に便利です。電話番号が固定で使用できるため、スマホの電話番号とは別に活用できます。
海外出張が多い企業や海外拠点を持つ企業にオススメです。
・テキストメッセージ送信機能
・充実した電話帳機能
・留守番電話機能も搭載
基本利用料:324円 / 月
通話料―050plusユーザ宛: 0円
通話料―携帯電話宛:17.28円/1分
通話料―PHS電話宛:10.8円/1分
通話料―固定電話宛:8.64円/3分
通話料―国際電話宛:アメリカ9円/1分~
「Dialpad」はアメリカに本社を構えている会社が提供しているサービスで、「音声通話」「クラウド管理」「クラウドサービスとの連携」の3つを備えています。
特にサービス開始当時からクラウドサービスとの連携を取り入れているのが特徴で、G SuiteやOffice365などのグループウェアと電話帳や通話履歴などを管理できる点が魅力です。
電話管理は全てクラウド上で行われており、回線手配・番号追加・設定変更まで、全てがクラウド上で行えます。
人件費を削減したい会社にはうってつけです。
STANDARDプラン for 050:800円 / 月(*0ABJ番号の場合は1,300円 / 月)
PROプラン for 050:1,300円 / 月(*0ABJ番号の場合は1,800円 / 月)
ENTERPRISEプラン for 050:1,800円 / 月(*0ABJ番号の場合は2,300円 / 月)
「Sansan」は、名刺管理サービスシェア82%、利用企業6,000社を誇る有名な法人向け名刺管理ソフトです。
AIとオペレーターの手入力により、名刺の正確なデータ化を実現。システムから人材まで、組織全体でセキュリティ対策を徹底して行っている点も大きな特徴と言えるでしょう。
人脈共有する際は、スマホアプリを利用して、部署や役職に関係なく社内のメンバーと連絡を取ることが可能です。
・AI名刺管理
・同僚コラボレーション
・Datahub
・スキャナ:月10,000円(1台)
・初期費用・運用支援費用・月額費用の詳細はいずれもお問い合わせが必要です。
「HotProfile」は、営業に特化したクラウド型の法人向け名刺管理ソフトです。基本機能である名刺管理・顧客管理・チャット機能に加えて、SFAやMAなどの機能をカスタマイズできます。
移動時間も顧客情報を得られるため時間の有効活用が可能。チャット機能により組織内のコミュニケーションを円滑に行えるため、組織の強化や生産性の向上に繋がるでしょう。
・名刺管理
・マーケティング施策
・チャット
・初期費用:0円
・基本パック:月3,000円(1ユーザー)
・SFAパック:月5,000円(1ユーザー)
画像出典元:「CAMCARD BUSINESS」公式HP
「CAMCARD BUSINESS」は、世界最高クラスの文字認証機能を備えた、高いコストパフォーマンスが魅力の法人向け名刺管理ソフトです。
名刺をまとめて読み込めるスキャナーはもちろん、スマートフォンで名刺画像をデータ化する際は、わずか5秒しかかからないため、すぐに名刺データを共有・管理できます。
17ヶ国語に対応しており、グローバルな人材が豊富な企業にもおすすめなソフトです。
・共有機能
・簡易SFA機能
・外部サービス連携
・STANDARD:月1,400円
・PROFESSIONAL:月2,200円
画像出典元:「チラCEO」公式HP
チラCEOは、決済者に直接アプローチできるアポ獲得サービスです。
チラCEOが独自に持つ2つのルートから、決済者と直接繋がることが可能になるため、成約までのスピードが格段にあがります。
テレアポやメルアポによる顧客開拓やポイント獲得に時間がかかってしまう、営業コストに悩んでいる、という企業に非常におすすめのサービスです。。
また有料企業になれば、月1回のオンラインMTGで、契約している企業とのマッチングの場も設定してくれるので、さらに質の高いアポイント獲得が可能になります。
料金の詳細については資料をご参照ください。
コムレイズ・インキュベートは、対面で行う「フィールドセールス」と非対面で行う「インサイドセールス」どちらのソリューションも提供している営業代行サービスです。
売上数億円の実績を持つトップセールスも在籍しており、継続率も90%以上と高いです。
また、近年注目されるインバウンドマーケティングにおいても、MAツールの運用代行も兼ねながら、インサイドセールス代行サービスを提供してくれます。
単にリード数を増やすだけでなく、受注につながるコンサルティングを実施しながら支援するため、本当に意味のある受注数のアップにつなげることができます。
営業代行50万円/1人月~、インバウンドマーケティング15万円/1ヶ月~と、実績のあるプロが行う営業代行のサービスとしてはお得な値段設定と言えるでしょう。
スタートアップから大手企業まで幅広く導入されているベルフェイスですが、特に営業チームに導入を検討してもらいたいweb会議システムです。
共有メモ・トークスクリプト表示などオンライン営業で役立つ機能が多数搭載されています。Salesforceとの連携も可能。
電話型、Web型どちらでも利用できる点も嬉しいですね。
音声は電話回線、映像はウェブ回線を使用しているため、web会議システムによく起こりがちな回線の乱れや接続不良もなく、常に安定した状態で接続可能です。
また大手セキュリティ会社が登録している国際規格認証を取得し、厳格なセキュリティ基準に則って運用しているため、非常に信頼性が高いシステムです。
初期費用 | 月額費用 | 無料お試し |
30万円 | 10万円 | あり |
この費用で、10IDまで利用できます。IDを追加したい場合は、月額9,000円で追加可能です。
契約期間は12か月です。
「i-staff SALES」は、営業歴5年、コール歴3年以上のスタッフが営業を代行してくれる営業代行サービスです。
トークスクリプトの作成やアポイントを必ず獲得するアポイント保証など、手厚いサポートが充実しています。
初期費用や月額固定費がかからず低コストなため、気軽に利用できるのが魅力です。
・テレアポ代行サービス:1コール80円〜
・オンライン商談代行サービス:1件5,000円〜
・インサイドセールス代行サービス:要お問い合わせ
画像出典元:「APOLLO SALES(アポロセールス)」公式HP
営業活動の効率改善にお悩みの会社におすすめのツールです。手間のかかる企業リスト作りなど新規営業に関わる作業を自動で行います。営業活動の一部をツールに代行させ、営業の人材不足を解消できます。
画像出典元:「SALES BASE)」公式HP
インサイドセールスの導入について検討している企業におすすめのツールです。インサイドセールスの戦略設計からリードの獲得までを一貫して依頼できるフルアウトソースサービスです。
新規事業の立ち上げ時だけでなく、営業担当者の働き方改革にも大きな力を発揮するでしょう。
まずはどの機能から導入するのかを明確にしておく必要があります。
例えば名刺管理などの特化した機能から整備していくのか、最初からインサイドセールスを実現するための総合的な管理体系を確立するのか、で使用するツールの内容もコストも変わってきます。
もちろん、総合的な管理体系を構築する方が一時的なコストは高くなります。
反面、特定の機能から追加していく場合にはそれぞれの機能の互換性も考慮する必要があるため、結果トータルコストが高くなる可能性もあります。
まずはインサイドセールスがこれまでのフィールドセールスと比べて、企業の売上にどれだけ影響するのかをシミュレーションしておきましょう。
インサイドセールスツールを導入すると、営業担当者だけではなく経営部や製造現場など、複数の部門間で営業情報を共有できるようになります。
どのくらい営業部門をサポートできるかは企業の活用度次第。
より効果を出すためにも、営業に結びつく情報を他部門から速やかに入力してもらい、営業側が速やかに入力情報を確認できる体制を整える必要があります。
導入する際、各部門の負担が極力少なくなるツールを選ぶことも大事です。
部門間で営業情報・顧客情報を共有するようになると、営業に直接関係しない他部門の担当者が営業情報を削除または外部に漏洩してしまう危険性もはらんでいます。
当然、セキュリティ対策を強化する必要性、ヒューマンエラーを削減する対策が新たに必要になるかもしれません。
企業全体で改めてコンプライアンスを強化し、企業全体で営業活動を行っているという認識を持つことがまず大事ですが、不安が残るようならサポートがしっかりしているツールを選びましょう。
企業は日々成長して行きますので、インサイドセールスを今後どのように展開したいのかを把握しておきたいところです。
インサイドセールスによって社員の自宅勤務や時短勤務を進めるのか、営業にパートやアルバイトを採用するのか、もしくは将来的には限定的な機能の導入に留めるつもりなのか。
商品やサービスの内容が変化することで、営業方針も変わるかもしれません。
それぞれの場合に対応できるよう、ツールを拡張・縮小できるかを確認しましょう。オプションプランでの追加や停止、複数機能ツールの組み合わせ自由度もチェックしておきたいところです。
拡張性の高いものを選択しておくと、将来的にも柔軟に対応できます。
インサイドセールスツールを導入すると、これまでアプローチが叶わなかったあらゆる顧客との接点を増やせます。
これまでは訪問するほどの重要性は無いと思われていた顧客にも、移動時間や交通費がかからなくなるのでアプローチできるようになります。
顧客側も訪問のための時間を空ける必要が無いため、顧客の都合の良い時間にじっくり商品を検討できます。
日中忙しい顧客や前もって予定を確定しにくい顧客とでも、インサイドセールスツールによって商談日時を柔軟に設定できるため、継続的なアプローチが可能になり、新たな”お得意様”になってもらえる可能性が高まります。
商談のために顧客に出向く必要が無くなるため、移動時間が削減されます。
そのため、1つの商談に対する営業担当者の作業時間を短縮できるようになります。
また顧客側も営業担当者を迎え入れるための受付や案内する従業員の予定を解放できますので喜ばれるでしょう。
これまでの移動時間は他の商談に回したり、新たな商品の販売戦略に充てられるので、より効率よく営業活動が行えます。
インサイドセールスを推進すると、顧客への移動時間を他の業務に充てられるため、残業時間の短縮にもつながります。
また営業情報はツールの利用によってクラウド管理できるため、PCと権限さえあれば自宅や外出先からも仕事ができるようになります。
ゆくゆくは時短勤務や在宅勤務も可能になり、従業員は様々な勤務体系を選択できるようになるため、従業員のモチベーション向上にもつながります。
今回挙げたSFA・MA・法人向け名刺管理の他にも、インサイドセールスツールには様々な機能があります。
それらの各種機能を理解した上で、企業の現状に合った機能を持つツールを選定しなくてはいけません。
しかしこれらを検討するには、相応の時間と人員の選択が必要です。
インサイドセールスツールは導入前のツール検討段階が非常に大事になるので、導入までにある程度時間がかかります。
インサイドセールスツールを効率的に運用するには、営業部門と他部門とに蜜な連携が欠かせません。
しかし、導入から定着に際して、一時的に他部門の業務が増えることも考えられます。そのため、インサイドセールスツールの有効性を理解してもらい、協力してもらえる体制を整える必要があります。
営業側の都合で他部門を振り回さないよう、配慮しつつ部門間で協力体制を取っていけるかが大事です。
今回ご紹介したインサイドセールスツールの導入によって、より効率的に商談がを進められると同時に営業成績の向上、ひいては従業員の勤務体系の改革も期待できるようになるでしょう。
現状、フィールドセールスが主軸になっている企業は、ぜひ今回紹介したツールを始めとしたインサイドセールスツールの導入を検討することをおすすめします!
画像出典元:O-dan
起業ログは、BtoBマーケティング・セールスにおけるパートナーとして、リード獲得を支援しています。
実際にリード獲得に繋がるメディアとして、多くの企業様より評価をいただいています。あなたの会社のサービスも起業ログに掲載し、リード獲得につなげませんか!?
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各営業担当者によってすべての顧客・商談情報と日報がSales Cloudに入力され、共有化されました。従来は毎月1 回、全拠点の責任者を本社に集めて営業会議を開くため、責任者達は資料作成と移動に最大丸2日間を要していました。しかしSales Cloudなら、月1 回の営業会議を開く必要すらなくなりました。