契約書レビュー支援サービスについて

【最新比較】AI契約書レビュー支援サービスとは?おすすめ5選と選び方

記事更新日: 2020/12/02

執筆: 編集部

契約書レビュー支援サービスとは、「AIが契約書の内容についてチェックを行う」サービスで、契約書の条項について「自社にとって有利 / 不利か」の判断や「不足または不要な項目があるか」を短時間で自動判定する便利なサービスです。

テレワーク化が進む中で、とくに法務部門は、緊急事態宣言下においても押印のためだけに出社しているケースが多く見られ、今後テレワーク化への対応は必須となっています。

このような状況下、契約書のチェックに大幅な時間と人材コストがかかっているという企業にはとくに導入をおすすめしたいサービスです。

この記事では、契約書レビュー支援サービスの機能や選び方のポイント、メリット・デメリットを解説していきます。

契約書レビュー支援サービスでできること

自動チェック機能

条項の抜け落ちや見落としを指摘してくれる機能です。チェックすべき箇所がひと目で分かります。

リスク判定

条文の有利・不利を判定してくれる機能です。中には修正例の提示や条文例の解説までできるものもあります。

条文検索機能

定形の契約条項や特有の条項などの契約書データを登録し、検索できる機能です。過去例のリサーチの手間を減らし、比較が簡単になります。

ただし、以下の場合はAIでは判断できないため、人の目によるチェックが必要です。

  • 契約締結の背景や前後関係
  • リスクをどこまで許容するか

人間による判断が必要な場合や、初回や大口契約といった特別な契約の場合は、弁護士に依頼することをおすすめします。AIが行う部分と自社が行う部分、またプロの弁護士に任せる部分を上手に区別することが大切です。

おすすめの契約書レビュー支援3選

1. 自社だけでなく他社の契約書もチェックできる!『LegalForce』

画像出典元:「LegalForce」公式HP

特徴

LegalForce(リーガルフォース)は、大手企業をはじめ法律事務所など500を超える導入実績を持つ契約書レビュー支援サービスです。

開発専任弁護士と法律事務所が監修に携わり、情報セキュリティマネジメントシステム規格の取得やセキュリティ専任者がいるため、クラウドサービスの利用が不安な方も安心して利用できます。

30種類以上の契約書を自動レビューし、契約書の有利不利や差分などを瞬時に判定してくれます。そのほか、過去の契約書から欲しい条文の検索や英文契約書のレビュー、Wordアドインなど実務に便利な機能が多数搭載されています。

機能

・対応可能な契約書:30種類
・条文検索機能
・英文契約書対応
・Wordアドイン

料金プラン

料金プランの詳細はお問い合わせが必要です。

2. 簡単3ステップでチェック完了!『AI-CON』

画像出典元:「AI-CON」公式HP

特徴

AI-CON(アイコン)は、契約書のアップロードから修正まで3ステップの簡単操作が特徴です。GVA法律事務所の代表弁護士が手掛けており、秘密保持契約やSaaS利用規約など全16種類の契約書に対応しています。

契約書チェックによりリスクを条文ごとに可視化する機能や、不足項目やトラブルが起きやすい項目などを指摘し修正例を提示してくれる機能など、契約リスクを減らせる機能が満載です。

これら機能性の高さや豊富な料金プランから、大手企業だけでなくフリーランスの方など事業規模を問わず広く利用されています。

機能

・対応可能な契約書:16種類
・条文ごとのリスク判定機能
・トラブル多発項目判定機能
・条文修正例の提示機能

料金プラン

即時チェックプラン※:500円/通
即時チェック使い放題プラン※:月額 980円
詳細チェックプラン: 10,000円/通
※秘密保持契約のみ

 

3. アカウント登録後、無料版をすぐ利用できる!『LawFlow』

画像出典元:「LawFlow」公式HP

特徴

元裁判官監修のLawFlow(ローフロー)は無料プランから始められるのが特徴です。秘密保持契約と一般的業務委託契約に限り、AIによる契約書チェックが受けられるため、コストを抑えて始めたい方に向いているサービスと言えるでしょう。

有料プランでは、自社の契約書をひな形に設定しその差分を表示する機能やメンバー間で契約書の共有ができるチーム機能、また契約書の編集やWord出力などが利用可能です。

業務委託契約やインターネット広告掲載契約などの18種類の契約書に対応しているほか、弁護士カスタムサポートを受けることができます。

機能

・対応可能な契約書:18種類
・ひな形契約書との差分表示機能
・チーム機能
・弁護士のカスタムサポート

料金プラン

初期費用:0円
月額費用:無料プラン/有料プラン:50,000円~

 

その他のおすすめ契約書レビュー支援サービス

LAWGUE

画像出典元:「LAWGUE」公式HP

特徴

LAWGUEはAIを搭載したクラウドエディタです。

AIに加え独自の技術を搭載し、契約書や規程などの文書の検索や比較を簡単に行い、構造文書の作成・管理業務を効率化します。

法務、コンプライアンス分野の文書作成の属人化を防止し、効率的な管理を行いたい企業にはおすすめのシステムです。

料金プラン

スタータープランは月額100,000円(税抜)~で、5IDからの利用になります。

カスタムプランでは、業務内容に合わせたカスタマイズが可能ですが、こちらの詳細についてはお問い合わせが必要です。

 

り~が~るチェック

画像出典元:「り~が~るチェック」公式HP

特徴

り~が~るチェックは無料トライアルもあるAIによる契約書レビュー支援サービスです。契約書に特化した独自AIは、和文だけでなく英文契約書のレビューも可能です。

不利な条項や抜けている条項の検知は英文契約書にも対応しているため、国内はもちろんのこと国際取引においても活用できます。

一人法務の不安、英文契約書に関する負担に悩んでいる企業にはおすすめのサービスです。

料金プラン

業界最低価格水準の月額20,000円~利用できます。

無料トライアルもありますが、詳細についてはお問い合わせをする必要があります。

 

契約書レビュー支援サービスの4つの選定ポイント

1. 対応可能な契約書の種類

対応可能な契約書の種類や雛形・書式は、各サービスごとに違いがあります。

自社で取り扱っている契約書の種類を洗い出し、チェックしたい契約書がそのサービスで提供されているかどうか、事前に必ず確認しましょう。

2. 修正例の表示方法

自社に不利になる条文が見つかった時の修正例の表示方法は、

  • 項目の抜け漏れを指摘するだけのもの
  • 条文+修正文言を例示してくれるもの
  • 過去の自社雛形から引用してくれるもの

など様々です。

自社のルールに基づいた契約書の作成には、作成の都度ナレッジを溜めていくことができるサービスがおすすめです。修正例のデータ保存機能、取引先ごと・契約内容ごとなど、まとめたいカテゴリごとに管理できる機能に注目して下さい。

3. 多言語対応

海外との取引がある企業では、英文契約書の対応が可能なサービスや英文に特化したサービスを選択すると良いでしょう。

スタンダードプランでは対応がなくても、上級プランで英語対応がある場合もあるためしっかりとプラン内訳を確認しましょう。

4. サポート体制

前述した通り、AIによるチェックは取引先とのパワーバランスやビジネスモデルまでは考慮できません。

レビュー結果の妥当性を自社で判断する自信がない場合は、運用サポートが充実しているサービスを選択しましょう。

契約書レビュー支援サービスのメリット3つ

1. 自社にノウハウを蓄積できる

スタートアップ企業や法務部門がない中小企業では契約書チェックを外部に委託するほかなく、契約書締結についてのノウハウを自社に蓄積することができませんでした。

契約書レビュー支援サービスを導入することにより、契約書のチェックが自社で対応できるようになることで、AIが判定したレビュー内容を社内データとして蓄積することが可能になります。

たとえば、リスク判定機能では自社にどんなリスクがかかるのか、修正例はどうしたらよいかなど提示してくれますので、担当者は契約書の理解を深めた上で取引先と交渉できるようになります。

2. 契約書チェックの負担軽減

契約書を目視で確認する場合では見落としや漏れなどミスが生じる可能性があり、チェックに携わる担当者の負担は大きなものがありました。

契約書レビュー支援サービスを通すことでチェックすべきポイントが絞れるため、契約書確認の負担が大きく軽減されます。

リスク判定機能はもちろん、契約条項の不足を指摘してくれる機能など、人間では気付きにくいような場面でも、ひと目で分かるような機能が搭載されています。

3. 契約締結までの時間・コストを削減できる

自社チェックが可能になり、また確認作業の負担が軽減されることで、契約締結までにかかる時間や人材コストを削減できます。

顧問弁護士などに依頼する場合では1週間程度かかることも少なくないですが、契約書レビュー支援サービスなら契約書をアップロードして即日~翌日の間にレビュー結果がでます。

外部委託コストや社内人件費を減らし、契約締結までのスピードを早めることが可能です。

契約書レビュー支援サービスのデメリット2つ

1. 契約書の種類が限られている

お求めやすい価格のサービスやプランの中には、対応できる契約書の種類が限られている場合が多くあります。秘密保持契約のみ対応可能であったり、英文契約書は対応できなかったりします。

チェックしたい契約書の種類を明確にしてから、各サービスを検討するようにしましょう。

2. 一定の法的知識が必要

法的知識のある人材や部門がまったくない企業でサービスを導入するのは、少し考えたほうがよいでしょう。AIによる自動チェックできるといっても、それらを確認し是非を判断するのは人だからです。

導入を検討する前に、一定の法的知識を身につけるか、必要な知識をもつ人材を確保しておきましょう。

まとめ

契約書レビュー支援サービスの導入により、契約書チェックにかかる負担や時間・コストなどを大きく削減できるようになれば、フレキシブルな働き方につなげることができます。

AIとプロの力を状況に応じて使い分け、ぜひビジネス競争力を高める一助としてください。

画像出典元:O-dan

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